光オゾン酸化処理は、反応時間と反応対象物質濃度に依存するため、
処理性能は「処理量(m³/day)」と「対象物質濃度(mg/L)」の積である負荷量により評価します。
実際の処理可否や設計条件は、原水の組成や目的水質に応じて個別に試験・検討いたします。
| 処理水の規模 | 1 ~ 5 ㎥/day | |
|---|---|---|
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処理対象の汚濁濃度(at 1 ㎥/day) (光オゾン酸化処理可能な物質に限る) |
COD | ~ 1,500 mg/L |
| CN | ~ 50 mg/L | |
| n-ヘキサン | ~ 50 mg/L | |
光オゾン酸化装置では、UVランプによってヒドロキシルラジカル( •OH)及びオゾン(O3)を発生させます。
ヒドロキシルラジカル及びオゾンは排水中のシアンや有機物を酸化により分解します。
これらの有機物は、反応が進行すると最終的にCO2とH2Oになります。
実例:
「ジオキサン含有排水の処理」
