水溶性有機溶剤や水と任意に混和し、優れた洗浄力を持ち、液晶や半導体製造における洗浄剤などに幅広く使用されてきました。
また、1,4-ジオキサンは界面活性剤を生産する工程でも副生成される物質ですので、シャンプーや食器用洗剤などの主成分である界面活性剤にも不純物として存在します。
1,4-ジオキサンは人に対して発がん性が懸念されている物質であり、2012年5月に排水基準(0.5mg/L)が制定施行されました。
1,4-ジオキサンは水溶性で難分解性のため、凝集沈殿・浮上分離・活性汚泥・砂ろ過・活性炭吸着法など、従来の処理法では除去効率が良くありません。
弊社では長年の経験を活かし、紫外線とオゾンの相乗効果による「光オゾン酸化処理」で1,4-ジオキサンを分解・除去します。
弊社の光オゾン酸化処理の特長は、自社ブランド製品のコラボによる1,4-ジオキサン含有排水の再利用です。
光オゾン酸化処理で1,4-ジオキサンを分解するだけに留まらず、排水中のCOD成分・TOC成分をも分解処理し、
後段のイオン交換樹脂(ワコンナー)に通水することにより、1,4-ジオキサン含有排水を薬品を使用することなく純水にすることが出来ます。
弊社では約20年以上前から紫外線とオゾンの相乗効果による酸化処理法に着目し、各種排水に応用してまいりました。
薬品を使用せず環境に優しい光オゾン酸化処理法を、これからもお客様へ御提案してまいります。